「オレ保証人なんだけど。。。」 賃貸住宅の保証人制度について考えてみた
実は私、2件ほど血縁関係でもない人の家の賃貸契約の保証人になっています。さらに実は、その2件とも借り手とはほぼ音信不通で、時々思い出してはビクビクしております。
というわけで今回はこの保証人制度の話。アイキャッチ画像はかつて第三回スーパーボウルで「日曜はジェッツが勝つ、俺が保証する(The Jets will win on Sunday, I guarantee it.)」のギャランティ発言で伝説となったジョー・ネイマス。
家を借りる時に家賃が払えなくなった時の保証人を立てなきゃいけないというのは、家主側のリスクを軽減させる為なのは分かりますが、これは完全に間違った慣習だと思います。
まず、血縁者がいない人が圧倒的に家を借りづらくなる。いたとしても、万が一の時は保証人側の負担が大きくトラブルになることが多そうです。
保証人がいない人の為に有料で保証人になってくれる保証会社があります。もやいなどのNPOでは生活に困っている人の為に保証人になる活動をしています。
「生活保護なめんな」ジャンパー事件から考える―絶望から生まれつつある希望
- 作者: 尾藤廣喜,雨宮処凛,小久保哲郎,稲葉剛,吉永純,田川英信,渡辺潤,藤藪貴治,橋本真希子,西田真季子,生活保護問題対策全国会議
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ただ、そういう保証人制度の中で何とかするシステムは次善の策でしょう。
住居の賃貸契約では保証人を求めてはいけないという法律をつくるべきだと思います。その上で、家主向けの保険を充実させる。家主はその保険費用を家賃に上乗せする。こうすれば賃貸に住んでる人が皆薄く誰かが家賃を払えなくなった時のリスクを引き受けることになります。
保証人は家を借りてる人みんななわけです。
早くそんなことになったらいいなぁと日々ビクビクしながら思っております。